日本語能力上達のヒント 第二言語習得論による学問的成果を考慮すると、初級学習者に有効な方法として、次の取り組みは効果が大きいとされている。 毎日日本語漬けの環境で暮らす(日本語のシャワーを浴びる)。これにより、留学と同等の効果が期待できる。 1. 何時でも、何処でも、誰とでも日本語で話す。自国語を話した場合、罰金を科す(日本の相撲部屋や初期の北京第二外国語学院) 2. 自然な日本語に接し、広範な知識の習得には、NHKラジオを毎日聴くことが有効です。 そして、聞いた内容を夜寝る前に口ずさみ、翌朝繰り返せば、定着度が増します。また、全て分からなくても、挫けず継続することで、次第に力がつきます。 3. 留学生との交流は、同世代の日本人と接する良い機会ですが、日本人留学生の能力にばらつきがあるので、交流相手の選定が鍵を握ります。 4. 辞書は語学学習者にとって、最良の教師です。用例を丁寧に引き、文脈の中で生きた言葉の意味と使い方を、能動的に学ぶ習慣を身に付けてください。 5. 日記を書くことにより、語彙が増え表現力が向上します。なお、文章力を高める要点を、次に掲げます。 a. 日本語の特徴である助詞の使い方に習熟し、主語と述語の関係を把握する。 b. 句読点を適切に打つ。 c. 話し言葉と、書き言葉の違いに留意する。 d. 接続詞を上手に使うことにより、論理的な文章構成が可能になる。 e. 書いた文章を先生に添削してもらうか、学生同士で批評し合えば、文章力の向上に繋がります。 f. 話す能力で日本語の基礎が試され、書く能力で書き手の知性が窺えます。 6. 習得しようとする国と言語が好きであれば、上達が早いので、アニメや茶道・日本料理など好きな項目や興味のあるものを見つけ、自己の夢を実現するために勉強すれば、楽しく且つ早く言語能力を高めることが出来ます。(動機付けの大切さ) 7. 日本語を話し書くだけでは、日本人又は日本企業の道具に過ぎません。そこで、日本語学習者が社会の主人公として活躍するためには、日本語を通じた専門性の確立に留意することが肝要であり、常に問題意識を持ち、能動的に学習する姿勢が大切です。 8. 頭が良い人間とは、問題処理能力の高い人を指すといわれております。したがって、柔軟性と平衡感覚を磨き、独創性に富んだ思考回路を構築してください。 9. 結びに、日本と日本語に関心を持った学生諸君が、楽しく学習することを念じ、微力ながら学習のお手伝いをすることを、皆さんにお知らせいたします。(文責・小野寺 健) 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/c165120103d8ce2f006623ea.html